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フィステルについて

こんにちは 中央歯科クリニック歯科衛生士の川島です

本日はフィステルについてお話します🦷


お口の中を鏡で見た時、歯茎にニキビや水ぶくれような出来物ができている!といった経験はございませんか?

お口の中にできる出来物は、口内炎をはじめ様々な種類がありますが、比較的多くみられるのが「フィステル」と呼ばれる膿の袋です。別名「瘻孔(ろうこう)」「サイナストラクト」と呼ばれることもあります。

フィステルとは

歯の根っこの炎症や歯周病がある場合に、その膿(うみ)を出すための出口です。
一見、口内炎と間違えられやすいですが、口内炎は触ると痛みが伴うのに対して、フィステルは触っても痛みは感じないのが特徴です。
口内炎の場合は1週間程度で自然治癒することがほとんどですが、フィステルの場合は自然治癒することはほぼありません😵‍💫

フィステルが現れるという事は、その部分の歯が何かしらの炎症を起こしているという事ですので、早めに処置をしてあげる必要があります。

フィステルができる原因

①虫歯が進行し神経が死んでしまった

「虫歯を放置していたら痛みが消えた!」という経験をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし痛みが消えるのは虫歯が治ったからではなく、むしろ虫歯が進行し神経まで達し、神経が死んでしまったために痛みを感じなくなってしまったためです。

痛みを感じなくなっても虫歯は進行し続けるため、放置していると根の先で炎症が起き、細菌が繁殖してフィステルができたりします。
この場合根の治療が必要となります。

②歯根が割れている(歯根破折)
歯根が割れたり折れたりすると、その破折した部分から細菌が入りフィステルができることがあります。
歯根破折は、歯ぎしりや食いしばりといった習慣や転倒などでの外傷により、歯に過度な力が加わってしまうことが原因として挙げられます。

また神経を取って長期間経過している歯はとても脆くなっているので、歯根破折を起こしやすい状態になっています。

③根の治療済みの歯が再感染を起こしてしまった場合
一度根の治療を行った歯でも、治療を途中で中断してしまったり、治療がうまくいかずに細菌の取り残しがある場合、のちのちに細菌が増殖して膿が溜まり、フィステルが現れることがあります。

④歯周病
歯周病が進行した場合、その歯周病でできた膿は大抵歯周ポケットから出てくることが多いのですが、歯周ポケットが深かったり歯周ポケットの入り口が閉じてしまったりすると、フィステルができます。

そのまま放置していると溜まった膿の袋は大きくなり、周りの歯の骨や根っこを溶かしたり、歯の神経を死なせてしまうこともありますので注意が必要です。


まとめ
フィステルができた場合、それは歯茎の中で炎症が起きている証拠です。
そして、その炎症の原因となる歯根破折や虫歯などは自然治癒することはなく、むしろ放置することでどんどんと悪化してしまいます。
フィステルが潰れて膿がでても完治したと思ってはいけません。
そのままにしておくと最悪抜歯するしかなくなる恐れがあります。


フィステルができたら決して自分で潰そうとせずにすぐに歯科医院にお越しください。
毎日のブラッシングの際には、お口の中にできものができていないかどうか、チェックする習慣をつけましょう🪥✨