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口呼吸について

こんにちは。江南市中央歯科クリニック歯科衛生士の伊藤です✨

今日は「口呼吸」についてお話させて頂きます‼️

コロナ渦となりマスク生活が多くなった現在、
口呼吸についてのニュースを目にする機会が増えた気がします。
マスクをしていることによって呼吸がしづらい経験はありませんか?
新型コロナウィルスの流行をきっかけに、感染症に対する意識もぐんと高まった昨今ですが、
もちろん呼吸の仕方も無関係とは言えません

呼吸がしづらくなると通常、鼻呼吸をしているつもりが無意識に口呼吸に変わってしまうことがあります。
口呼吸をしていると、どの様なことが起こるのでしょうか・・・?
詳しくお話させて頂きます☝⭐

口呼吸のデメリット

① 虫歯や歯周病が進行しやすくなる
お口が開いた状態が続くことで、口腔内が乾燥し、唾液の量が低下することによって、
虫歯・歯周病のリスクファクターとなります。

② 風邪やインフルエンザ、アレルギー疾患などにかかりやすくなる
お口から直接ウィルスが入ることで、免疫力の低下に繋がります。

③ 口臭の原因になる
唾液量が低下すると、口腔内に細菌が繁殖しやすくなり、口臭の原因になります。

④ 歯並びが悪くなる
口輪筋や表情筋、舌筋を鍛えることができず、歯並びに影響を与えます。
顎の成長の妨げにもなります。

もちろん全てが口呼吸だけが原因で起こるものではないですが、
口呼吸はお口だけでなく全身にも影響を及ぼします…

では、口呼吸を改善するにはどのようなことを行えばいいのでしょうか?


  • 口を閉じて生活することを意識する
まずは、日々の意識から!
口呼吸になっていたら鼻呼吸にするように少しずつ心がけていきましょう

  • 舌が正しい位置にくるようにする
舌の正しい位置は先端が上顎に常についている状態です。
正しい位置に舌が置けていないと歯並びにも影響を及ぼします。
 


  • 噛む回数を増やす
食事の際に咀嚼回数を増やすことでお口周りの筋力低下を防止します。
1口30回を目安によく噛んで食べましょう


  • あいうべ体操を行う
あいうべ体操はお口周りの筋肉を意識しながら大きく「あ・い・う・べ」
と5秒程時間をかけて発音していきます。
この時「べ」の発音をする際には舌をできるだけ前に出す事が大切です
1日に30~60セット行うと効果的です。
声を出した方が効果的ですが、出さなくても効果は得られますので
是非試してみてください



口呼吸のほとんどは無意識です
ご自身で習慣的に意識するだけでも、改善が見込めますのでお話したことを心がけて頂けると幸いです。

これから寒くなり体調を崩しやすい季節になりますので、
お口の健康とともに風邪やウィルスに負けない体作りをしていきましょう⭐